近接型視力検査器について


両眼視検査に偏光視表を用いたポラテストという検査法があります。その中に十時視標での眼位検査がありますが、このテストは部分融像させながら眼位を測定するものです。この部分融像とは視力表の枠を両眼融像させるという事なんです。枠が大きかったり小さかったり視力表までの距離が変わったりすると網膜に映る枠の大きさがちがってきます。その事が原因で測定眼位が異なってしまう恐れがあります。それを排除するためドイツのポラテストという検査では枠の大きさと距離が厳密に決められています。昨今店舗のスペースを有効に使うために近接型の視力表(1m前後)を使い検査を行なう店舗が多くなっていますが、店主は両眼視を標榜しながら近接型視力検査器のみで両眼視検査を行っている店舗がある事に非常に疑問を感じます。せめて視力表までの距離をリアル6メートルまでしなくとも5メートルで行ってほしいと思っています。

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