常用すると体調不良を引き起こす遠近両用メガネ


奥様のメガネ購入に付き添っていらした50歳代のご主人が、ご自身の遠近両用メガネの不具合についてお話してくださいました。「他店で遠近両用メガネを作ったが、デスクワーク時しか使っていない」とのことでしたので、不思議に思い「近視と老眼ということであれば、ふつうは常用したほうが物が見えやすいのですが…」とお話しました。しかしご主人は「デスクワーク以外で遠近両用メガネをかけると、気分が悪くなり、頭も痛くなってしまう。今日もメガネを持ってはいるがかけていない」とおっしゃいます。

そこで、ご主人にメガネをかけていただいた状態で両眼視の検査をしました。すると、偏光視標を用いる検査で「十時の縦線が上にずれる」ことが分かりました。「ずれる」ということは、ほぼ間違いなく眼位異常が未矯正ということを意味しています。これがデスクワーク以外でメガネをかけると体調不良になってしまう原因だと思われること、眼位異常をきちんと矯正するメガネをかければ症状が改善する可能性があることをお伝えしました。

「常用できるようになるのであれば、メガネを作りたい」とのご希望でしたので、テスト装用を経て、プリズム入りの遠近両用メガネをお作りしました。その一週間後に奥様の付き添いで再びご来店いただきましたので、経過をおたずねしたところ、「全く問題ナシ!」とのご返答。「かえって常用することで首の痛みや肩凝りがなくなり最高です」と喜んでいただきました。

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