接眼式2.5メートル バーチャル深視力検査計を今後「バーチャル深視力計」

眼前2.5メートルに設置した深視力計を今後「リアル2.5m深視力計」と呼ぶことにします。

実例

  • 東京都鮫洲運転免許試験場の深視力検査で一度不合格になった方が「ここで検査してもダメなら更新をあきらめる」とのことで来店なさいました。
    (試験に落ちた時のメガネは「深視力メガネ」を謳う店舗で作ったそうですが、効果がなかったようです)
  • 当店での検査の結果、融像幅がかなり狭く、しかも、虚性融像幅と実性融像幅のバランスが悪いことがわかりました。
  • これが深視力試験不合格の原因と思われました。
  • 検査結果を反映したアイケアシステムの深視力メガネで問題解決を図り、試験に再チャレンジしてもらいました
    (当然のことですが、当店設置の「リアル2.5m深視力計」では合格レベルとなりました)。
  • 再試験の際、もし「バーチャル深視力計」でうまくいかなかった場合は、「リアル2.5m深視力計」での検査をお願いしてくださいとお話ししておきました。
  • 試験場でのリターンマッチは、案の定「バーチャル深視力計」で受けさせられ不合格でした。
  • 予定どおり「リアル2.5m深視力計」での試験をお願いしたが、担当試験官は受け入れなかった。
  • なので「私がこの免許を取るときは2.5メートル離れて検査する「リアル2.5m深視力計」だったので、今回もそれでやりたい」と申し入れた。
  • 「今回もそれでやりたい」が聞き入れられ無事合格されました。

こうした例からもわかるように、「バーチャル深視力計」と「リアル2.5m深視力計」とでは、「バーチャル深視力計」の方がむずかしいのです。なぜなら、「バーチャル深視力計」は、実際の運転環境とはかなり異なる状態で行われる検査だからです。

逆にいえば、「バーチャル深視力計」で合格できる方は、間違いなく「リアル2.5m深視力計」でも合格できると思いますし、検査時間短縮のために「バーチャル深視力計」を用いること自体は悪いことではないと思います。

ただ、もし「バーチャル深視力計」でうまくゆかなかった場合は、「リアル2.5m深視力計」に切り替えて戴きたいと思います。そうすることで、職業ドライバーが仕事を奪われるといった悲劇もかなり減るものと確信します。

どうか全国の検査官のみなさん、そんな場合「リアル2.5m深視力計」での検査をして下さいますようお願い致します。

そして、ドライバーのみなさんは、接眼式の「バーチャル深視力計」でダメだった場合は、「リアル2.5m深視力計」での再試験をお願いする、という方法をぜひ覚えておいてください。

「リアル2.5m深視力計」での再試験をお願いするこのことに引け目を感ずる事はありません。

なぜなら以下の通り法律に記されているからです。


道路交通法施行規則(昭和35年12月3日総理府令第60号)最終改正:平成24年6月18日日内閣府令39号
「大型免許、中型免許、大型仮免許、中型仮免許、牽引免許及び第二種免許に係る適性試験にあっては、三桿法の奥行知覚検査器により二・五メートルの距離で三回検査し、その平均誤差が二センチメートル以下であること


つまり「リアル2.5m深視力計」で検査する事になっているので試験管に申し出ても大丈夫です。

以上の方法を用いてもなお合格できない場合は、アイケアシステムにご相談下さい。両眼視を考慮したメガネやトレーニングによって合格への道が開ける可能性がありますので。