片眼14プリズムの事例


「遠くの物が二重に見えことがありドライブが怖い」との主訴で来店、検査をすると内斜位および近視ともに強く下のような度数でした。

右=S-6.00C-1.25Ax10°
左=S-6.25C-1.00Ax10°
内斜位の量=28プリズム

両眼にプリズムを振り分けたとして片眼14プリズムとなり、国内レンズメーカーではすべて制作範囲外とのことで、早速海外のレンズメーカーを探したところRODENSTOCK社で作っていことが解りマリビジョンの西本氏を通じ手配してもらいました。

上の画像が数週間後届いたRODENSTOCK社製 屈折率1.67の非球面レンズ
RODENSTOCKレンズの画像
上の画像がRODENSTOCK14プリズム組込みレンズの実物写真1
RODESTOCKレンズ実物写真2
上の画像がRODENSTOCK14プリズム組込みレンズの実物写真2

上の実物写真1,2のレンズには三つの黄色い点が付いていますが、これを我々は印点と言っています。国産は指定しないと付いてなく加工時レンズメータを用い自分で印点を付けるのですが、元々付いているので加工時は大変助かりました。 さすがRODENSTOCKと感激。
ただレンズが入ってくる袋に記載されている度数に付いては違和感がありました。それはマイナスレンズなのに乱視度数がプラス表示しているからです??。

プリズムメガネの画像
上の画像ができあがったプリズムメガネの写真3
プリズムメガネお画像
上の画像ができあがったプリズムメガネの写真4

写真3、4からさすがに厚いことが解りますね。厚いと重くなりますが、フレームは本人や家族の意向も取り入れフォーナインズのスクエアータイプを希望されました。ラウンドタイプ(丸型)やボストンタイプ(逆三角型)の方が厚みや重さを軽減できるのですが、このフォーナインズのフレームはフィッテング性が優れているので、あまり重量は感じないだろうと判断しこれに決まりました。

お渡し時両眼視検査で精密立体視もなんなくクリアー、重量もあまり気にならないようで、5月の連休の旅行には安心して運転できると言ってお帰りになりました。

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