
メガネ店などで使われる言葉をなるべくわかりやすくご説明できればと思いこのページを設けました。項目は徐々に追加していきたいと思います。
両眼視機能については両眼視専用HPを設けましたのでそちらもご覧下さい。内容に間違い等がありましたらご指摘いただければ幸いです。
tomiyama@eye-care.co.jp 富山 孝之まで
レンズの度数について
レンズの度数はディオプターという単位を使います。1D(ディオプター)は焦点距離1メートルの度数という意味です。(焦点距離の逆数をメートル単位でとっています)つまり明視域について
たとえば、先の近視の度数5Dの方が10cmを見ているとすると、5.より水晶体が不足分の5Dの調節をしていることになります。10cmより近づけるとぼけてしまう場合この方の明視域は裸眼で眼前20cm〜10cmということになります。
この調節力が老化とともにだれでも衰えてきます。そうすると明視域が狭くなってきます、調節力がゼロなると理屈では眼前20cmより遠くても近くてもぼけてしまいます。
この方がレーシック手術を受け正視眼になったとしたら明視域は無限大〜20cmまでとなります。老化で調節力がゼロになると明視域は無限大のみとなり近くは老眼鏡が必要になります
不同視とは
不同視とは左右の屈折状態がかなり異なる目のことを言います。
一般に2D(デオプター)以上の差が有る場合不同視と言われています。
不等像視とは左右の網膜像の大きさや形が違う事をいいます。視細胞の密度や前眼房の深さの相違から生じる事まありますが、通常は左右の屈折度数が違う目にメガネやコンタクトで矯正する事により生じる場合です。それは後天不等像視と呼ばれています。眼鏡矯正後に後天不等像視を生じない場合もあります。それはコの字検査をすると解ります。
偏光性のある視標を偏メガネを装用し行う検査で、左眼では「左のコの字」しか見えず、右眼では「右のコの字」しか見えないように出来ているもので、融像視を保ちながらの上下斜位の検査や、左右のコの字の大きさの違いから不等像視の定量検査が出来ます。
遠くにいる人などを見た時その像が映る場所によって決まりますが、網膜上で結像するのは正視です。網膜の手前で結像するのが近視で、奥で結像するのが遠視です。正視とのズレを調整するのが近視では凹レンズ、遠視では凸レンズとなります。強度遠視以外は自身の凸レンズ(水晶体)を無意識に厚くしているため遠視であることに気づかない方も結構いらっしゃいます。
アニメーションをご覧下さい。
近視の矯正方法には以下の方法がある
調節とは
調節とは、遠くを見たり近くを見たりするときに水晶体が行うピント合わせ機能のことです。アニメーションをご覧下さい。
調節と輻輳(内寄せ)
調節と輻輳は連動して働きます。近くの物を見ようとするとピント合わせのため調節が働きます。同時に目の内寄せが始まります。この関係がうまくいかない、つまり両眼視不良だと色々な問題が生じます。メガネやコンタクトを作る時は両眼視に詳しいお店(眼科)をお選び下さい。
アニメーションをご覧下さい。
立体視とは
奥行きを認識する深径覚の中に立体視というものがあります。立体視は、左右の網膜に映る像の微妙な違いを脳で融像した時に生じる感覚の一つです。
深視力とは
深視力とは「遠近感覚」とも「奥行き知覚」とも言われています。視物がある物より手前にあるか奥にあるかの感覚で、融像されてもされなくてもまた単眼でも生じます。

A=移動棒
B=固定棒
d=移動棒と固定棒の距離
S=節点から移動棒までの距離
R=右眼の節点
F1=右眼の中心窩
F2=左眼の中心窩
P1=B点が右眼に映る場所L=左眼の節点
P1=B点が右眼に映る場所L=左眼の節点
P2=B点が左眼に映る場所
A点(移動棒)を固視していると眼位異常がなければA点はF1及びF2の中心窩 に映り融像され単一明視される。その手前にあるB点(固定棒)はP1及びP2に映る。P1とP2は網膜対応点ではないがパーナム融像感覚圏内にあるので融像されd分だけ浮き出て見える。ここでα2とα1の差が立体視角でありdがSにおける立体視知覚である。
#1直像鏡による前眼部、透光体、眼底の検査
#2角膜曲率半径の測定
#3従来の眼鏡又は裸眼による遠見時における水平斜位の測定
#4静的検影法
#5動的検影法(50cmに於いて)
#6動的検影法(100cmに於いて)
#7自覚検査
#8自覚検査結果での遠見時に於ける水平斜位の測定
#9自覚検査結果での遠見時に於ける輻輳力の測定(Blur point)まで
#10自覚検査結果での遠見時に於ける輻輳力の測定(Break point)まで
#11自覚検査結果での遠見時に於ける開散力の測定
#12-A自覚検査結果での遠見時に於ける上下斜位の測定
#12-B自覚検査結果での遠見時に於ける上下方向開散力(上下よせ)の測定
#13-A従来の眼鏡又は裸眼による近見時における水平斜位の測定
#13-B自覚検査結果での近見時に於ける水平斜位及びAC/A比の測定
#14-Aクロスシリンダーによる単眼づつの調節ラグの測定
#14-Bクロスシリンダーによる両眼の調節ラグの測定
#15-Aクロスシリンダーによる単眼づつの調節ラグの測定結果での近見時に於ける水平斜位の測定
#15-Bクロスシリンダーによる両眼の調節ラグの測定結果での近見時に於ける水平斜位の測定
#16-A自覚検査結果での近見時に於ける実性相対輻輳力の測定(Blur point)まで
#16-B自覚検査結果での近見時に於ける実性相対輻輳力の測定(Break point)まで
#17-A自覚検査結果での近見時に於ける虚性相対輻輳力の測定(Blur point)まで
#17-B自覚検査結果での近見時に於ける虚性相対輻輳力の測定(Break point)まで
#18-A近見時に於ける#7又は#14Bによる上下斜位の測定
#18-B近見時に於ける#7又は#14Bによる上下方向開散力(上下よせ)の測定
#19-A視標による調節近点の測定
#19-Bマイナス球面レンズによる調節力の測定
#20 マイナス球面レンズによる実性相対調節力の測定
#21 プラス球面レンズによる虚性相対調節力の測定
米国式21項目検査入門「視機能の検査と分析」津田 節哉 著 より
【当店では#1、#4、#5、#6を除いた全ての検査が出来ます。】
紫外線とは可視光線(人が感じる事が出来る光線)より波長が短い電磁波で約400nm(ナノメーター)から200nmの範囲をさしております。
紫外線の中でも波長の長い方から
380nm〜315nmをA波(UV-A)
315nm〜280nmをB波(UV-B)
280nm〜200nmをC波(UV-C)と呼ばれております。
波長が短くなればなるほど高エネルギーとなり人体に及ぼす影響も顕著になります。つまりA波<B波<C波の順に影響が大きいということです。
しかし紫外線の中で最悪のC波はオゾン層で吸収され地上には殆ど届いていないので、心配はいりません。B波は日焼け(肌が赤く炎症を起こす)、雪目(角膜の炎症を起こす)の原因になりますし皮膚ガンや白内障に関係しています。この紫外線は図1より紫外線・吸収カットのなされていない普通のプラスチックレンズ(屈折率1.5素材)でも100%カットしてくれますし、ガラスレンズでも100%吸収・カットしてくれます。
次に可視光線に一番近いA波ですが、これも黒くなる日焼けを起こしたり、眼球内では深部まで到達し水晶体にも吸収され長い年月の間に白内障の原因にもなると言われております。紫外線カットの施されたレンズは一般にUV400と言われ紫外線全域を吸収・カットします、言い換えればプラスチックレンズ屈折率1.5素材の弱点であったA波の中でも波長の長い380nm〜360nmも吸収・カットするために生まれたレンズと言ってもよろしいかと思います。

