

日眼研定例研究会・東京(平成18年度秋期研究会)
日時平成18年11月15日(水) 午前10時開始 午後4時40分終
場所 東京眼鏡専門学校 11F会議室
<プログラム>
研究発表 カラーレンズを考える
視環境の多様化に合わせ、機能カラーレンズ(フィルターレンズ)が注目されている。ファッション面とは異なり、見え方を改善させる機能カラーレンズについて、疲れやまぶしさとの関係を研究し一般カラーレンズとの違いを考えたい。

メガネの調整でご来店される顧客の不具合をデータ収集した結果、テンプルねじのゆるみが全体の44%を占め、予想以上に多いことからテンプルねじのゆるみに焦点を当て、そのメカニズムを解明する。

近見における調節ラグや加入度を求めるテストである、赤緑テストと十字均衡テストの結果を比較した。
眼鏡視力研究所のリーディングチャートが製造中止になり新規に入手できなくなったので、あれを手本にして自分で近見視力表を試作してみたので、その実物をご覧に入れ、製作方法を説明する
何らかの理由で左右の視力が不揃いとなっている状態を「視力不同」と呼ぶことにし、その分類と整理をし、さらに、眼鏡による矯正を行なう場合の対処方法を考察する。

屈折測定において調節の介入による過矯正は注意しなければならない点である。また、小児では通常使用するオートレフがどれだけの信頼できるものなのか定かではないため、両眼開放下でのオートレフと比較検討した。また、サイプレジン点眼前後での比較も同様に行なった。

眼鏡店で視力検査を実施して矯正視力が不安定、または不良な場合、眼疾患が起因している場合が多い。その中で屈折系に影響が出る症例について当院にある角膜形状/屈折力解析装置によるデータと、通常の屈折検査を比較して検証してみたい。

ディスプレイ性能の向上により、高精細で臨場感溢れる大画面ディスプレイや小型軽量ディスプレイが出現し、生活環境におけるディスプレイの利用も多様な展開が期待される。二次元平面の枠から三次元空間への脱出を目指し、より自然で眼への負担が少ない3Dディスプレイの開発も積極的に進められている。このようなディスプレイの発展に伴い、これまでの視機能(視力や弁別特性)を改めて見直し、特に人間の空間知覚特性を考慮した今後のディスプレイに要求される表示条件を調べてみる。

私は「教室の何処から見ても黒板の文字が判読できる視力」の必要性から発した遠見検査のみでは救済されない近見視力不良者の存在を知り、その実態を明らかにすることは学校の視力検査に近見視力検査を導入することに繋がると考え、十数年来研究を継続してきた。財団法人日本学校保健会は『平成14年度健康診断調査研究小委員会報告書』(平成15年5月30日発行)で「近くが見えにくい児童生徒がいるため、近見視力の測定を今後検討することが必要である」と明記した。しかし、その後の「健康診断の見直し」において、近見視力検査については一言も触れられていない。現在、東京大学附属での調査を通し、近見視力不良者の存在と学習能率の関連を明らかにすることにより、近見視力検査の早期導入を目指している。
日眼研定例研究会・大阪 (平成18年度夏期研究会)
日時 7月5日(水) 午後1時開始 午後5時終
場所 アピオ大阪 3F会議室
プログラム
開会挨拶
岡本隆博 本会世話人代表
クロスシリンダーで子供の目の乱視を測定する場合に困ることは、子供は成人に比べて注意力の持続性が足りないので、ややもすると違うところを見てしまって、検査がはかどらないという点です。今回、その問題点を解決するための新しい視標を試作し試用した結果、良好な結果が出たので報告します。* 以前会誌で発表した、高性能のバゴリーニレンズも会場に持参します。
遠見における両眼調節バランステストの結果と、パソコンを見る距離での、両眼調節バランステストの比較結果を述べます。
ビジョントレーニングと聞けば、なんだか難しいことのように聞こえるかもしれませんが、小道具をうまく使って行えば、トレーニングを受ける人も興味を持って受けられ、子供でも楽しく続けることができます。今回は、どういう人の場合にビジョントレーニングが有効だと判断できるのかということと、私が実際に行なっているトレーニングのうち、ブロックストリングと赤緑訓練について実際にどなたかをモデルにして説明し、みなさんにもお互いにトレーナーとトレーニングを受ける人になって、体験していただきます。また、今年になって私が代表世話人となって発足した「視覚機能研究会」の理念、意義、活動形態、HPとブログを使った広報の方法等について解説しまして、同研究会への入会方法についても説明します。
現時点で我が国でインターネットのサイトを閲覧できる人の数は8000万人を越えたと言われていますもはや、これを利用せずして企業の繁栄は考えられないと言ってもよいでしょう。特に小さな規模の店ほど、HPによる集客が重要であり効果的で効率的なのです。店のホームページ(HP)を作製するにあたっては、外部業者に作ってもらう方法もありますが、費用の点や 更新の手間などを考えると店の人間が作ってアップするのが良いです。そして、更に重要なことは、アップしたHPへの見込み客の閲覧をいかにして誘導するかということです。それがないと店のHPは何の価値もないものとなります。店のHPへのアクセスを高める方法を説明します。
私たちの身のまわりには美しい色が沢山見られます。それらの発色は各波長の吸収や反射で色ずいて見えたり、光の分散や干渉による色づきもあります。中でも干渉による色づきは、レンズの反射防止コーティングやミラーコートなどの反射色などが我々には身近です。気をつけて見ると自然界には干渉による色づきが沢山あり、モルフォ蝶の羽、玉虫の羽の色、宝石のオパールなどがほんの一例です。さらに圧巻はローマンガラスといって今から2000年以上も前のガラス器が砂漠の下に埋もれていてその間にガラスに腐食が進みそれによって干渉色が生じ、古代ローマ人もびっくりするような美しい輝きを持つようになっています。今回はこのような身近な干渉色による発色例を紹介しながら、そのメカニズムについてもう一度考えようと思います。最近眼鏡フレームに応用されているチタンの陽極酸化による発色(これも干渉色)の実験もお見せします。
メガネの通販は是か非か